ROSAはTOSAと組み合わせて使うデバイス

ROSAとは、光ファイバー通信インターフェースの中で受信機能を持つユニットの総称です。ROSAはTOSAと組み合わせて使うのが一般的で、2つのユニットがあるとこれだけで光通信を可能にします。いずれも略語になっているものですが、略語の最後についているアルファベットのAはアッセンブリーを意味するもので、アッセンブリーは組み立てなどの意味を持つ言葉です。ある程度組み立てが行われているユニットで、プリント基板にこれらを実装して他のインターフェースとの接続のための抵抗やコンデンサなどの電子部品を実装するだけで容易に光通信が可能になります。

最近は、電子部品を通販サイトで買うことができる便利な時代ですが、通販サイトの中でもROSAやTOSAなどのデバイスを販売しているところもすくなくありません。一般的な電子部品とは異なり、一つのユニットになっているためインターフェースとの相性などもあるので、購入する前に仕様書を参照してそこに記載してある接続例を確認しておくと安心です。仕様書を見ることで、ユニットの端子ごとの信号名称や電源電圧など情報を入手できるので、現在制作中の回路図に各ユニットを記載するときなど仕様書に記載してある情報を転記しておけば、メンテナンスや修理のときなど役立つ情報にもなりますし、ユニットが故障したときなど交換部品を選ぶときにも役立つ情報になってくれます。なお、ROSAは受光部でTOSAは送信部です。

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